ForbesJapan 2020年11月号|AIが選んだ未来の成長企業245

富士フイルムホールディングス古森重隆代表取締役会長兼CEO)

なぜ成長を続けられるのか|企業は「動的平衡」を続ける生命体である

  • 「自分たちがどんな力をもっているか.資金もそうだけど,特に技術と社員,そのなかで何ができるかを,独自に考えてやっていくしかなかった.そういう,”当たり前”の話です.」

何かが起きる前提で手を打つ

  • 「世の中,何が起きているのか,起きそうなのか.では何をするのか.ぼんやりしていたら駄目だ.何かが起きてからじゃ間に合わない.起きるぞと思って手を打つ.そうやっただけの話です」

富士フイルムとは何なのか

  • 「企業というのは,自ら変革し,自ら新しい姿に変わっていく.そういう生命体なんですよ」
  • 「フェアな企業として,メーカーですから,多少利益が減っても,コストを下げる努力をしながらいい製品をつくる.そういうフェアネスを大事にし続ける.それから,オープン.さらにクリア.それが,富士フイルムの変わらない信念です.それでやって,負けたら負けたでしょうがない」
  • 「正しいことをやっているだけではもうからない.もうかるというのは,世の中のためになることをする,ためになるものをつくる,あるいは他の人より優れたものをつくるということです.それをフェアにやる.それが結局,いちばん,ペイするんです」

イノベーションは大企業が起こす

  • 「事業分野や製品でいえばいくつか具体的なものがありますが,共通するのは,高い技術力で,いい製品,優れた製品,進んだ製品を提供する会社であること.そうなると思います,みんなが努力して」

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