すべての知識を「20字」でまとめる
- 作者:浅田 すぐる
- 発売日: 2018/11/21
- メディア: 単行本
はじめに
- 優れた学習コンテンツには2つの条件がある
- 「本質を踏まえたシステム=体系=仕組み」があること
- それを「シンプルな型=動作」で実践できること
第1章 なぜ,学んだ内容を忘れてしまうのか?
- なぜ,学んだ内容を忘れてしまうのか
- 「学び」が「消費」になっている時代
- 咀嚼しながら,学んでいない
- 学んだ内容を短く要約していない
- 学んだことを忘れないために必要なのは
- 目的の明確化
- 思考整理
- 端的な要約
第2章 「紙1枚」書くだけの「20字」インプット学習法とは?
- 「20字」あれば,伝えたい内容は表現できる.
- トヨタには,あらゆる書類について,「A4もしくはA3で1枚」にまとめていくという企業文化がある.
- 「思考整理」とは,「情報を整理」し,「考えをまとめる」こと.
- 「本質をつかむ力」は,仕事に活かす学習力において不可欠な要素になる.
- 本質はシンプルなので,端的な言葉で表現可能.
- 「本質をつかむ」という学び方には,単に「忘れにくい」「端的に表現できる」というだけでなく,人に説明する際の伝わりやすさにもつながる.
- 端的な要約と思考整理の双方において,「目的」は重要な機能を果たす.なぜなら,「目的」が明確になることで,目的達成に関係ない情報をバッサリ捨てることができるから.
- 大半の人は,「なんとなく」の目的で実行してしまっている. →「消費」型学習になってしまっている.
- 「目的」は,シンプルな思考整理実現のカギ.
- 「20字」をたくさんストックする.
- 重要なのは,「数多くの事象に当てはめられるシンプルな本質を,どれだけ厳選してつかめているか」という点.
第3章 アウトプット力を高める「学び方」
- アウトプットとは,人に「説明」できること.
- 理解とは,「人に説明できる状態」になること.
- ほとんどの学習者は,理解とは,「自分がわかればそれでOK」と思っている.
- 「人に説明できるレベル」という定義でアウトプット学習をしておくと,「周囲からの評価が上がる」というメリットがある.
- 「説明力」はあなたの職場での評価を左右してしまう.それほど重要なファクター.
- あらゆるツッコミは,3つの疑問詞に分類可能. 「What?」「Why?」「How?」
- 学習とは,3つの疑問詞を解消する思考整理.
第4章 その他大勢から抜け出す「3Q」アウトプット学習法とは?
- 説明力とは,あなたの求心力を強化する原動力.
- 誰にでもわかりやすい形
- 一言で言うと何か
- なぜそれを学んだのか
- 何を学んだのか
- 今後どうするのか
- ページ数の多い本は,せっかく長時間かけて読むわけであるから,「消費」ではなく「投資」的な読書となるようにする.
- 「具体的に何をするの?」のセルフツッコミで行動につなげる.
- 動詞を動作レベルに変換,咀嚼する.
第5章 なぜ,学びを仕事に活かせないのか?
- 「働く」とは,「傍」を「楽」にすること.
- 「周囲=上司や部下,関係部署の人たちを少しでも楽にすること」
- 「自己」実現から,「他者」貢献の仕事観へ.
- 学習の目的は,「他者貢献」の力を高めるため.