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英語科学論文の書き方と国際会議でのプレゼン

英語科学論文の書き方と国際会議でのプレゼン (ネイティブ音読CD付き)

英語科学論文の書き方と国際会議でのプレゼン (ネイティブ音読CD付き)

はじめに

  • 会話英語
    • 相手が一人か少人数で,会話中・実時間にお互いに質問できる状況で使われる言葉.ハートがあれば通じる最も容易な英語コミュニケーション.
  • 論文英語
    • 相手は不特定多数.実時間で書き手と読み手が相互に質問・回答することは不可能.文法的に精度の高い表現を求められる.
  • プレゼン英語
    • 相手は不特定多数.限られた時間内にある情報の本質を確実に聞き手に理解させなければならない.最も高度な英語コミュニケーション.
  • 本書の第一の目的は,まず文法精度の高い論文英語の書き方を解説し,どのようなプレゼン英語に変換すれば,わかりやすい論文発表ができるかを解説すること.

第1章 科学論文の種類

  • 投稿論文は,査読者がわかってナンボ.
  • Abstract:論文の"顔"に相当するため,的確な英語表現を要求される.
  • Introduction:当該研究分野の歴史的背景と経過を概観しつつ研究の動機と目的を述べる.従来の研究に対して新しい研究がいかに価値あるものかを予感させるような"比較広告"を行う.
  • Experimental・Theory:論文執筆初心者はここから書き始めるのがよい.
  • Results and discussion:論文中最も大切な部分で,研究の結果とその考察を述べる.
  • Conclusion:研究の目的を簡単に述べてから結果を総括する.

第2章 科学英語の基礎知識

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第3章 プレゼン英語から論文英語への書き換え

第4章 英語科学論文の書き方とプレゼン準備

4-1 論文:「抄録(アブストラクト)」の書き方

  • アブストラクトは,論文内容のエッセンスを要領よく記述して,読者に重要な新情報(データ)のみを提供する.
  • アブストラクトで研究の動機や経緯の詳細は述べる必要はない.
  • 求める結果が得られたか否かがアブストラクトの内容として最も重要である.
  • 600語程度のアブストラクト.4パラグラフ.
    • 第1パラグラフ(起):当該研究の発端・歴史
    • 第2パラグラフ(承):最近の関連研究の問題点
    • 第3パラグラフ(転):本研究の目的・方法
    • 第4パラグラフ(結):主な結果
  • 英語科学論文で接続詞を多用することは,タブー.接続詞は,それがなければ読者が混乱を起こすかもしれない場合にのみ入れ,その使用頻度目安としては,「1パラグラフに1回以下」.
  • 前後関係から明らかに内容が反転するか,結論付けられるかがわかる場合は,あえて接続詞を入れる必要はない.
  • 接続詞を必要としないような流れが論旨の展開に求められる.

4-3 論文:「緒論」の書き方とプレゼン準備

  • 科学論文の「緒論」は,当該研究分野の発端・歴史を述べ,最近の関連研究の傾向・問題点に触れ,そして報告しようとする研究内容の位置付けと重要性を強調するためのセクションで,単なる「まえがき」とは次元を異にするもの.

第5章 論文発表以外に必要な英会話・電子メールコミュニケーション

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