SPRINT 最速仕事術
SPRINT 最速仕事術――あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法
- 作者:ジェイク・ナップ,ジョン・ゼラツキー,ブレイデン・コウィッツ
- 発売日: 2017/04/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
INTRODUCTION|スプリントとは何か?
- 「スプリント」とは:
本書で紹介するどのステップも,100回を超えるスプリントを通して十分に試行,検証,計測され,増え続けるスプリント経験者のフィードバックによって精緻化されている.
SET THE STAGE|準備をする
第1章|「課題」を見抜く
- スプリントでは完成品の「外見」だけをつくって学習できる.
- 外見は重要.なぜなら外見は製品/サービスと顧客の接点だから.
- 新しいアイデアが失敗する原因は,顧客がわかってくれるはず,気に入ってくれるはずだという過信にあることが多い.
第2章|「オーシャンズ7」を決める
- スプリントの理想的な人数は7人以下.
- 8人や9人,それ以上になると進行が滞り,全員の集中力と生産性を保てなくなる.
- スプリントが最も成功するのは,多様な人材がそろっているとき.
- 実行に関わるコアな人たちに加えて,専門分野に精通し,課題に情熱をもっている人を何人か含める.
第3章|「時間」と「場所」を確保する
- 長く忙しい1日だが,「生産性」が高いとは限らない.
- 「中断」が生産性を急落させている.
- 会議やメールや電話のたびに注意が寸断され,本当にやるべき仕事がはかどらない.
- 「中断」が生産性を急落させている.
MONDAY|目標を固める
第4章|終わり」から始める
- まずは先を──スプリントウィークの終了時点とその先を見据える.
- 基本事項を整理する.長期目標と,答えを出さなくてはならない難問を打ち出す.
- 長期目標は,チームの方針と野心を反映したものでなくてはいけない.
- 「終わりから始める」ことで,不安に正面から向き合える.
- 漠然とした疑問や未知のものごとは不安をかき立てるものである.しかし,すべてを一か所にまとめてリストアップすれば安心できる.
- それを見れば,チームがどこに向かっているか,何に立ち向かっているのかが一目瞭然になる.
第7章「ターゲット」を決める
- 月曜日の最後の仕事は,スプリントの「ターゲット」を決定すること:
- 最も重要な顧客は誰なのか?
- 彼らの体験の最も重要な瞬間はいつだろう?
月曜日の夕方には,長期目標と,答えを出すべきクエスチョンが決まっている.マップをつくり,スプリントのターゲットを丸で囲っている.チーム全員が同じ情報をもち,スプリントウィークの目的を理解している.
続く火曜日は,ソリューションを考える時間だ.