「データセンス」の磨き方
第Ⅰ部 「データセンス」とは
Chapter1 データセンスの基礎知識
- データセンスでは,少しの誤差であれば「計算は間違ってもいい」.
- データとは,数字や情報のこと.センスとは,感覚,感性のこと.
- 数字は単位とセットだからこそ意味をもつもの.
- 数字は比べることで意味をもつ.
- 2桁変わると世界が変わる.
- 数字で考えるというのは,「量」を具体的に考えるということ.
Chapter2 データセンスがあると毎日が変わる
- 問題解決のできる人は,会社が変わってもどんな状況でも冷静に問題を分解して考え,様々な背景を考慮して行動しながら価値を生むことができる.
Chapter3 いまなぜ,データセンスが必要か
- 「正確性」が大切なのではなく,いかに頭の中だけで解けるようにズルをするか,いかに自分が一番解きやすい方法で,最短で解けるかがテーマ.
- 大切なのは,「疑ってみる」という姿勢.
Chapter4 データセンスはどんな人に必要か
- 「ざっくり」感というのがビジネスにおいて,あるいは,我々が物事を判断するときに非常に大事な指標になる.
- 正確性よりもむしろ,ざっくりとした表現が求められる.
Chapter5 データセンスの身につけ方
- 現実社会で大人が解く必要のある問題は,
・「答えが何種類もある」か,「そもそも答えがない」
・明確な正解というよりは,皆が満足する最適な落としどころを見つける. - 自分で工夫しながら自分なりの最適解を見つけていく,それが自分のスキルへと変わっていく.
Chapter7 データセンスの内容は?
- 物事を習得するときの流れで,「守・破・離」という考え方がある.
- 「守」がまずは「型」を守ること.マナーや礼儀のようなもの,基本動作.
- 「破」がその型を少しずつ破ること.その型以外の考え方を持ち込み,少しあれんじをくアレンジを加えたりすること.
- 「離」が破のさらなる応用.自己流のやり方で物事に取り組むこと.
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