「マイペース」が引き出す可能性

「マイペース」が引き出す可能性 ~常に自分らしくいられる簡単メソッド~

「マイペース」が引き出す可能性 ~常に自分らしくいられる簡単メソッド~

はじめに

  • 「とりあえず」は力なり.
  • 自分が良いと思ったことを実践する行動力.
  • 今,自分は何をすべきかを即座に判断できるシンプルな思考.
  • 自分を信じ,どんな場所でも自分のやり方を貫ける強靭なメンタル.

第1章 揺れない心

  • 深くゆったりとした呼吸を何度か繰り返せば気持ちが落ち着き,脳が「安全だ」と認識すれば,緊張反応をした体はほぐれていく.
  • 試合までは自分なりに最大限の準備をし,本番ではこれまで積み上げてきたものを出すだけ.
  • 自分がその場でやれることに100%集中すれば,周りの声や余計な思考も入ってこない.
  • プレッシャーを取り除くもっとも効果的な方法は,「ココが大事な場面だ!」という思考を一旦捨ててしまうこと.
  • 結果はあとからついてくるもの.自分にできることは,100%全力を尽くしてその場に臨むことだけ.
  • 「第三者からの意見には,ウエイトを置きすぎない」.自分にとって誰の意見が必要で大事にすべきなのか整理する.
  • 自分の中に「私は満足!」「自分はやれた」という実感がきちんとあれば,他人からどんなことを言われようと,重く受け止めずにすむ.
  • トップに立つためにはこれをしなきゃ,あれもしなきゃという課題が次々と出てくる.
  • 「この選手に勝つには,どうすればいいだろう?」という方向に頭が向く.

第2章 意識の切り替え

  • シンプルな行動は,いつものペースを取り戻すカギになってくれる.
  • 自分のペースを取り戻せるようなルーティンを作っておく.
  • 起きうるピンチを想定し,対処法を2~3個決めておく.
  • 「ミスは必ず起きるもの」
  • ミスを認めて謝るのは周りへのためではなく,むしろ自分自身のため.
  • 脳ははじめてのことに弱いため,本番のための準備として「イメージリハーサル」をすることが効果的.
  • ストレスはスルーして,「今,目の前で起きていることに集中」.これに尽きる.
  • パフォーマンスの質の高さの理由は,オンオフの上手な切り替えにある.
  • 頭や気持ちを切り替えるには,仕事や勉強から離れて,自分が心から集中できるモノをできるだけたくさんストックしておくことが大事.

第3章 強さへのこだわり

  • 「とりあえず」と思ってひとつ行動してみる.
  • 余計なことは考えず行動し,自分が必要だと思うことにだけ頭を使う.
  • 目標に対して「特別なことをしているわけではない」という心構えに行きつくためには,習慣化するまで行動を続けること.
  • 今の自分が出せる100%を尽くせば,達成感が生まれ,自分を認められる.

第4章 自分を認める

  • 結果に注目するのではなく,そのチャレンジで何を得られたか,どんな学びがあったかを大事にする.
  • 「目標を掲げて行動し,達成感を得る」という流れを何度も積み重ね,自己効力感を持つ.

第5章 カメレオン・マインド

  • 状況に応じて適応することも重要だが,自分の中で譲れないものや,得意としている技術に自信を持つことも同じぐらい重要.
  • 最終目標に重きをおいているならば,そこへたどり着くための手順・方法に細かくこだわる必要はない.
  • 人間は目標を達成することで「自分はやればできるんだ」という自己効力感を得られ,自己肯定感が高まる.
  • 自己肯定感が高い状態が続くと,安定した自身が手に入り,誇り・自尊心を持てるようになる.