KVS関連
KVSの可視化パイプライン
KVSにおける可視化パイプラインは図4.4の通り.
1. Importer
- データをKVS可視化パイプラインで扱えるデータ構造(Object)に変換する.
- 例えば,
点群データをPointImporterで読み込み,PointObjectへ変換.
構造型ボリュームデータをStructuredVolumeImporterで読み込み,StructuredVolumeObjectへ変換.
など.
2. Filter
- 次のMapperのための前処理を行うために,ImportされたObjectに対してデータ削減や補間処理を行う.
- 例えば,三重線形補間など.
3. Mapper
- Objectに対して,Rendererのために点やポリゴンなどの幾何形状データに変換する処理を行う.
- 例えば,Objectに対してマーティングキューブ法で等値面を生成する場合は,MarchingCubeを通してPolygonObjectに変換する.
4. Renderer
- Mapperで処理されたObjectに対して,適切な描画方法で画像を生成する.
- 例えば,
PolygonObjectに対して,PolygonRenderer.
PointObjectに対して,PointRenderer.
VolumeObjectに対して,RayCastingRenderer
など.