これから学ぶmacOSターミナル

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1. ファイルやディレクトリの一覧を表示する

1-1 指定したディレクトリの一覧を表示する

ルート「/」の一覧を表示するには,以下のようにする.

$ ls /

また,ひとつ下にあるPicturesフォルダの一覧を表示するには,以下のようにする.

$ ls Pictures/



1-2 ファイルとディレクトリを区別して表示する

「-F」オプションをつける.

$ ls -F Pictures/



1-3 特殊文字を含むディレクトリを指定する

例えば,「Png Files」というディレクトリ(名前にスペースが入っている)を指定したい場合は,以下のようにバックスラッシュ「\」をつける.

$ ls “Png Files” 
または,
$ ls Png\ Files     ←バックスラッシュは直後の1文字の特殊文字としての働きを無効にする.


2. ディレクトリを表す記号

2-1 ホームディレクトリ「~」

「~」は,現在ログインしているユーザのホームディレクトリを表す.任意のディレクトリにいるときに,ホームディレクトリの下の「Pictures」ディレクトリの一覧を表示するには以下のようにする.

$ ls ~/Pictures/



2-2 直前にいたディレクトリ「~-」

「~-」は,直前のカレントディレクトリを表す.PicturesディレクトリとDocumentsディレクトリを行き来したい場合は以下のようにする.

$ cd ~/Pictures/
$ cd ~/Documents/
$ cd ~-     ←Picturesディレクトリに移動
$ cd ~-     ←Documentsディレクトリに移動



2-3 ひとつ上のディレクトリ 「..」

「..」は,ひとつ上のディレクトリを表す.カレントディレクトリは「.」(カレントディレクトリにコピーしたいときに使える)例えば,「/Pictures/samples」ディレクトリにいるときに「~/Pictures/Photo」ディレクトリに移動するには,以下のようにする.

$ cd ../Photo

また,ふたつ上のディレクトリに移動したいときは,以下のようにする.

$ cd ../..


3. ディレクトリを一気に作成する

「mkdir」コマンドをオプションなしで使う場合,途中のディレクトリはあらかじめ存在している必要がある.しかし,「-p」オプションを指定して実行すれば,途中のディレクトリも一気に作成することができる.

$ mkdir -p ~/newDir/2018/sample


4. カレントディレクトリをFinderで表示する

$ open .


5. 過去に実行したコマンドを呼びだす

5-1 過去のコマンドを呼びだす

例えば,過去に実行したコマンドを10個呼び出したい場合は,以下のようにする.

$ history 10
 
  506  cd ~/Pictures/
  507  cd ~/Documents/
  508  cd ~-
  509  pwd
  510  ls /
  511  cd ~-
  512  ls
  513  open .
  514  pwd
  515  history 10

これを実行すると,履歴一覧の各先頭行に「ヒストリ番号」(上の場合,506〜515)が表示される.その後,「!ヒストリ番号」を実行すると,指定したヒストリ番号を実行することができる.(「↑キー」めっちゃ押さなくても済む)

$ !509     ←「pwd」が実行される



5-2 過去のコマンドを検索する

まず,「control+R」を押して,「インクリメンタルサーチ」モードを起動して,検索したいコマンドを打つ.

$ (reverse-i-search)`cd': cd ~-

さらに,「control+R」を押すと,次に古いコマンドが検索される.

$ (reverse-i-search)`cd': cd ~/Documents/

「ESCキー」でインクリメンタルサーチモードを抜ける.

6. ファイルをコピーする

6-1 コピー状況を表示する

「-v」オプションをつけることで,コピー状況を確認することができる.

$ cp -v Desktop/*.png Pictures/
Desktop/photo1.png -> Pictures/photo1.png
Desktop/photo2.png -> Pictures/photo2.png
~略~



6-2 ディレクトリを丸ごとコピーする

ディレクトリの階層構造を保ったまま,丸ごと別のディレクトリにコピーするには,「-r」オプションをつければよい.「r」は,「recursive」の略で,ディレクトリを再帰的にコピーする.例えば,カレントディレクトリのsamplesディレクトリの中身をすべてbackupディレクトリにコピーする場合は,以下のようにする.

cp -r samples backup


7. 名前を変更する

「mv」コマンドを利用する.例えば,newsディレクトリの名前をoldNewsディレクトリに変更する場合は,以下のようにする.

$ mv news oldNews


8. コマンドを検索する

例えば,「calendar」をキーワードに検索する場合は,以下のようにする.

$ apropos calendar


9. コマンドのマニュアルを表示する

例えば,「cal」コマンドのマニュアルを表示したい場合は,以下のようにする.

$ man cal

「スペースキー」,「Bキー」で前後のページに移動でき,「Qキー」で終了.

10. 指定文字列を含む行を表示する

第1引数に目的の文字列を,第2引数でファイルのパスを指定する.例えば,customer.txtから「太郎」という文字列を含む行を表示する場合は,以下のようにする.

$ grep "太郎" customer.txt

「-n」オプションをつけることで,行番号を表示することができる.

11. ファイルを検索する

例えば,~/Pictures以下で,ファイル名がsample.pngのファイルを検索したい場合は,以下のようにする.

$ find ~/Pictures -name sample.png


12. Spotlight検索をする

ファイル名/ディレクトリ名に指定した文字列を含むパスが表示される.

$ mdfind -name "検索したい文字列"


13. スーパーユーザの権限でコマンドを実行する

「sudo」コマンドが実行できるのは,「管理者」として登録されているユーザのみ.「sudo = super do」(スーパーユーザーの権限で実行)

$ sudo コマンド


14. Homebrewを操作する

14-1 Homebrewのバージョンを確認する

$ brew -v



14-2 Homebrewをアップデートする

自動ではアップデートされないので,定期的に「update」コマンドを実行する必要がある.

$ brew update



14-3 パッケージのインストール・アンインストール

$ brew install フォーミュラ名(=パッケージ名)
$ brew uninstall フォーミュラ名(=パッケージ名)



14-4 フォーミュラの情報を表示する

$ brew info フォーミュラ名



14-5 パッケージを検索する

$ brew search キーワード



14-6 インストール済みのパッケージ一覧を表示する

$ brew list



14-7 インストールしておきたいコマンド(「tree」コマンド)

treeはディレクトリの階層構造を分かりやすく表示してくれるコマンド.

$ brew install tree
$ tree ディレクトリのパス